現代音楽
コパチンスカヤ『ジョージ・アンタイルの見た世界』 ~アンタイル、フェルドマン、ケージ、ベートーヴェン作品集
鬼才コパチンスカヤがジョージ・アンタイルを取り巻く世界を描きあげたアルバム。「未来派ピアニスト」を自称していたアンタイルはベートーヴェンを崇拝しており、ここにはベートーヴェンの個性が色濃く出始めた時期のヴァイオリン・ソナタ第7番を収録。アルバムの核となっているもう一つの作品は、アンタイル自身のヴァイオリン・ソナタ第1番。その後生まれ故郷のアメリカに戻って親交を深めたモートン・フェルドマンとジョン・ケージの作品を収録しています
(2022/03/11)
ディオティマ弦楽四重奏団による現代音楽作曲家の室内楽作品集!ジェルヴァゾーニ、ペソン、ポッペ:作品集(3枚組)
現代音楽を得意とするディオティマ弦楽四重奏団。このアルバムではステファノ・ジェルヴァゾーニ、ジェラール・ペソン、エンノ・ポッペという3名の現代音楽作曲家たちの作品を集めました。彼らはそれぞれ、弦楽四重奏という枠組みの中で、新しい書法を見事に打ち立てています
(2022/03/10)
ジャン・チャクムルの新録音!『国境なきピアノ曲』~バルトーク、ミトロプーロス、サイグン、エネスコ(SACDハイブリッド)
トルコ出身、2018年浜松国際ピアノ・コンクール優勝者ジャン・チャクムルの個性溢れる選曲のアルバムが登場!バルトーク、エネスコの“ピアノ・ソナタ”に、指揮者ミトロプーロスのピアノ曲“パッサカリア、間奏曲とフーガ”、さらに同郷トルコの作曲家サイグンの“ピアノ・ソナタ”という技巧曲4曲を収録
(2022/03/10)
ブルガリアの近代作曲家パンチョ・ヴラディゲロフの管弦楽作品集第3集(3枚組)
20世紀ブルガリアを代表する作曲家の一人パンチョ・ヴラディゲロフ。Capriccioレーベルの人気シリーズから管弦楽作品集第3集が登場。彼の最後の管弦楽作品となった“リューリンの印象”をはじめとした、ブルガリアの民謡や周辺ヨーロッパの民謡をふんだんに採り入れた作品が収録されています
(2022/03/09)
Naxos~2022年4月第1回発売新譜情報(6タイトル)
今回は20世紀イタリアのチェロと管弦楽のための作品集に、パウル・ヴラニツキーの管弦楽作品集第4集、アメリカの女性作曲家マーガレット・ブラウワーの歌曲と室内楽作品集、『ヴォーン・ウィリアムズ・アンソロジー(8枚組)』、MARCO POLOレーベルレーベルからの移行盤『ロード・バーナーズ:歌劇《聖体秘蹟の馬車》(英語歌唱)』など、CD6タイトルがリリースされます
(2022/03/09)
2019年ウィーン国立歌劇場で世界初演!ピンチャー&ウィーン国立歌劇場管~オルガ・ノイヴィルト:歌劇“オルランド
2019年、創立150周年を迎えたウィーン国立歌劇場。その長い歴史の中で女性作曲家の作品が上演されたことはありませんでした。150周年記念公演オペラとして、オーストリアの現代音楽作曲家オルガ・ノイヴィルトに作曲を委嘱したオペラ“オルランド”が2019年12月8日世界初演されました。衣装はコム・デ・ギャルソンの川久保玲が担当。タイトル・ロールのオルランドは、アメリカ出身のメゾソプラノ、ケイト・リンジー。日本語字幕付き
(2022/03/09)
川口成彦がトイピアノの銘器を奏でるミニ・アルバム!『DREAMING ~夢みる~』
歴史的鍵盤楽器奏者、川口成彦がトイピアノの銘器(ミシェルソンヌ、ジェイマール)を奏でるミニ・アルバムが自主レーベルより登場!ヘンデルにハイドン、そしてトイピアノのためのオリジナル作品であるジョン・ケージの“トイピアノのための組曲”など収録
(2022/03/16)
肥後幹子&高橋悠治の新録音!『高橋悠治作品集 失われた聲』
リサイタルや録音を通じて高橋悠治作品を歌い続けてきた肥後幹子の『ソルシコス的夜』『ブレヒト・ソングス』に続くCD第三弾。2017~19年の肥後幹子リサイタルのために作曲された、福井桂子・左川ちか・石牟礼道子の詩による高橋悠治歌曲集。(コジマ録音)
(2022/03/02)
タルケヴィ、ソレンセン、ビョルン=ラーセン、ドールがソリスト!オーレ・シュミット:金管楽器のための協奏曲集(SACDハイブリッド)
現代北欧を代表する音楽家オーレ・シュミット。このアルバムには金管楽器のための協奏曲を3曲収録。ソリストにはベルリン・フィル首席奏者シュテファン・ドールをはじめ、ガボール・タルケヴィ、イェスパー・ブスク・ソレンセン、イェンス・ビョルン=ラーセンという名手たちが参加!
(2022/03/01)
Sven Helbig~Modern Recordingsからレーベル第1弾となる新作スタジオ・アルバム!『Skills』
アンビエント/エレクトロ・ミュージックと現代クラシックの両シーンで活躍するドイツの作曲家/音楽プロデューサー/アーティスト、Sven Helbig。彼がベルリンを拠点とするModern Recordingsからレーベル第1弾となる新作スタジオ・アルバムを発表!アナログも同時発売
(2022/02/25)
ハープの名手ラヴィニア・マイヤーが自作曲をはじめ、ポストクラシカル系楽曲を演奏!イギー・ポップがゲスト参加!『Are You Still Somewhere?』
ラヴィニア・マイヤーのニューアルバムは、制作に4年もの歳月を費やした『Are You Still Somewhere?』。自作曲をはじめ、坂本龍一の“Solitude”やポストクラシカル系で人気のランバート、オーラヴル・アルナルズ、アレクサンドラ・ストレリスキら、さまざまな現代作曲家の作品をハープで演奏した楽曲を収録しています。イギー・ポップの語りをフィーチャーした“Mom&Dad”も収録
(2022/02/24)
一部世界初録音!シモーネ・ラムスマをソリストに迎えてトレヴィーノ&マルメ響によるラウタヴァーラ:失われた風景
フィンランドを代表する現代音楽作曲家エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016)。このアルバムでは、その晩年の作品群を、注目の指揮者ロバート・トレヴィーノとマルメ交響楽団が、ヴァイオリニストのシモーネ・ラムスマを独奏者に迎えて収録しています。ラウタヴァーラ自身がオーケストレーションを施した“失われた風景”は管弦楽伴奏版による世界初録音、日本フィルが共同委嘱した管弦楽のための“イン・ザ・ビギニング”も世界初録音!
(2022/02/24)
ブーレーズ初期作品と初期録音をまとめた4枚組『ピエール・ブーレーズ:作曲家、指揮者、エニグマ』
ピアノ・ソナタ第2番のような大胆不敵な作品や、『ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)』、『プリ・スロン・プリ』のような超モダンなエキゾチシズムも聴くことができます。またブーレーズが50年代半ばにパリに設立したドメーヌ・ミュジカルという協会で、ウェーベルン、メシアン、シュトックハウゼンなどのモダニズム作品を指揮した最初の音源が収録されてます
(2022/02/21)
気鋭の現代音楽をリリース!NEOS レーベル~2022年3月発売新譜情報(8タイトル)
ドイツで2007年に設立されたレーベル「NEOS」。現代音楽を得意とし、世界初のレコーディングを数多くリリースしています。今回ヘルムート・フランマーの管弦楽作品集の第3弾に、ベルリンを拠点に活動する中国出身の作曲家チェンビ・アン、チリの作曲家ダニエル・オソリオ、スペインの作曲家ダビド・モリナーなど、気鋭の現代音楽作曲家のアルバムを8タイトルをリリースします
(2022/02/17)
ヴォーカル・アンサンブル「テネブレ」と、サクソフォン奏者クリスチャン・フォーショウの美しい共演!『眠りに落ちる時』
古楽と現代の見事なコラボレーション!ナイジェル・ショート率いるヴォーカル・アンサンブル「テネブレ」の新録音は、サクソフォン奏者クリスチャン・フォーショウとの共演で、ギボンズやヒルデガルト・フォン・ビンゲンなどの古楽の作曲家から、フォーショウ自作を含む現代作曲家の作品まで取り上げています。合唱と溶け合うフォーショウのサクソフォンは深い感動を与えてくれます
(2022/02/10)
ブルーノ・マデルナの初期の知られざる大作“レクイエム”。2009年世界初演ライヴの音源が登場!
ここに収められた若き日のマデルナのレクイエムはまだ12音技法で作曲する以前の曲で、さながらカール・オルフのカルミナ・ブラーナやプロコフィエフのアレクサンドル・ネフスキーばりの合唱の雄叫び、レクイエムとは思えぬほど炸裂する打楽器、そしてその中で時折現われるソプラノの澄み切った祈りの歌など聴きどころ満載です。現代音楽ファンだけでなく、合唱ファンやその他の多くのリスナーに聴いてほしい一枚です。(東武ランドシステム)
(2022/02/04)
ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」の最新作!20世紀の作曲家クラウジオ・サントロ:交響曲第5番&第7番“ブラジリア”
19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。最新作はブラジル音楽史上で最も重要なシンフォニストとされるクラウジオ・サントロの交響曲第5番&第7番“ブラジリア”!
(2022/01/21)
ロベルト・フランカによるクラシックの作曲家としての魅力を解き明かす好企画!チック・コリア:ピアノ作品集
ジャズ界の偉大なるレジェンド、チック・コリア。イタリアのピアニスト、ロベルト・フランカはこのジャズ界の偉大な巨匠へのトリビュートとして、クラシックの作曲家としての魅力を解き明かすアルバムをリリースします。1970年代中期から80年代中期にかけて作曲された“子供の歌”、“ピアノ・ファンタジー”、“ピアノ・ミュージック”の3作品を収録
(2022/01/21)
ディナースタインがパンデミック中にブルックリンの自宅で録音『アンダーソング』~クープラン、シューマン、サティ、グラス
ディナースタインはタイトルについて、「"Undersong"はリフレインのある曲の古語で、私にとっては隠されたテキストを示唆するものでもあります」と語っています。グラスもシューマンもクープランもサティも、常に変化とリサイクルを繰り返すことで耳と心を集中させるかのように、繰り返すことで言いたいことを見つけようとしています。この時期は、多くの人にとって内省と再考の時期であり、これらの音楽は、音符の下にある意味を探し求めるプロセスを語っています
(2022/01/13)
リセウ大劇場委嘱作品!ポンス&リセウ大劇場交響楽団によるスペインの現代作曲家カサブランカス:歌劇“レアの謎”
スペインの現代作曲家ベネト・カサブランカス。この歌劇“レアの謎”はリセウ大劇場の委嘱により、作曲家初のオペラとしてスペインの高名な作家ラファエル・アルグジョルとのコラボレーションから生まれた作品です。題名役は近現代のオペラ作品を得意とするメゾ・ソプラノ、アリソン・クック。日本語字幕付き
(2022/01/12)