古楽・バロック
レオニダス・カヴァコス/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
1967年ギリシャ生まれのヴァイオリニスト、レオニダス・カヴァコスのニュー・アルバム。2022年10月に来日公演を予定しており、その来日記念盤としてリリースされる今作は、来日公演演奏曲である、カヴァコスによる待望のバッハ無伴奏ソナタとパルティータ全曲です。オリジナリティある表現でありながら、古楽のスタイルも取り入れ、様式美を押さえた解釈が新鮮な演奏になっています
(2021/12/10)
フランチェスコ・トリスターノの新録音はルネッサンスの楽曲と自作曲を組み合わせたスタジオ・アルバム!『オン・アーリー・ミュージック』
ジャンルを横断するフランチェスコ・トリスターノの新録音は、初心に戻り、フレスコバルディ、ギボンズ、ブルなど、ルネッサンスや初期バロックの作品と、自身のバロック風ピアノ曲を収録したスタジオアルバムです。オリジナルそのまま演奏しているトラックもあれば、ルネサンスのオリジナルをベースにトリスターノが即興を加えたトラックもあり、クラシックとネオ・クラシックが魅力的にミックスされたものになっています
(2021/12/10)
古楽撥弦奏者シモーネ・ヴァッレロトンダの新録音は四気質論、四元素と四つの季節の関わりをテーマに選曲!『Meditation(メディタシオン)』
イタリアの古楽撥弦奏者シモーネ・ヴァッレロトンダの新録音。プログラムのテーマは、近代科学・医学が発達する前、古代から信じられてきた四気質論や四元素と、四つの季節の関わり。ルイ14世時代を代表するガロとムートンの作品を中心とした選曲で、17世紀フランスのリュート音楽家たちに倣い、調を揃え自由な構成で組み上げられた四つの組曲からなる構成です
(2021/12/10)
CPO レーベル~2022年1月第2回発売新譜情報(5タイトル)
今回はジョルジェ・エネスクのヴァイオリン協奏曲が世界初録音!カロリン・ヴィトマンの演奏です。ほかに、ツェルニーの“即興演奏の体系的指導書”、テレマンの“フランス風典礼歴カンタータ集 1714/1715”、スペイン・ルネサンス期の2人の作曲家ペニャローサ、ビクトリアによる「聖母マリアのための音楽」を集めたアルバム、再発売となるグバイドゥーリナの管弦楽作品集などCD5タイトルがリリースされます
(2021/12/09)
デュメストル&ル・ポエム・アルモニークがリュリの音楽舞踏喜劇《町人貴族》のための音楽を最高のキャストでCD録音!
デュメストル&ル・ポエム・アルモニークが、2004年にDVDリリースしたリュリ&モリエールの音楽舞踏喜劇《町人貴族》を、今回ヴェルサイユ宮殿を舞台に、満を持して「音楽のみ」のCD録音が登場!リュリが要所で独唱を充てた役柄にはエヴァ・ザイシクやシリル・オヴィディが出演。有名なトルコの儀式や精彩あふれる“諸国民の舞踏劇”など、聴きどころ満載のアルバムとなっています
(2021/12/09)
ジャリ&マルグリット・ルイーズ合奏団によるラモー:グラン・モテ
気鋭のアンサンブル、マルグリット・ルイーズ合奏団&合唱団の新録音はラモーの現在知られている4作全てのモテを収録。ヴァイオリンのほかフランス・バロック流儀の大小ヴィオラ群にチェロやコントラバスなどイタリア由来の弦楽器も交え、イタリアとも近い南仏を活躍の舞台とした若き日のラモーが思い描いた響きの真相を明らかにしてゆきます
(2021/12/09)
トゥルネ&ラ・シャペル・アルモニークによるラモー:抒情音楽劇“レ・パラダン(遍歴騎士たち)”(3枚組)
ヴァランタン・トゥルネ率いるラ・シャペル・アルモニークが、ラモー晩年の傑作抒情音楽劇“レ・パラダン(遍歴騎士たち)”を録音。サンドリーヌ・ピオー、カトリーヌ・ジレ、マティアス・ヴィダルが鮮やかに歌い上げる独唱パートにラモーが繰り出す複雑な和声を巧みに捉え劇的展開を描き出す合唱や管弦楽の一体感がこの上ない素晴しさで、聴き進めるほどに引き込まれる名演に仕上がっています
(2021/12/09)
ライラ・シャイエーク&ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼルによるルクレールのヴァイオリン協奏曲集第3集!
古楽新世代のヴァイオリニスト、ライラ・シャイエークが録音してきたフランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ルクレールのヴァイオリン協奏曲集完結!ルクレールが書いた2つの有名なヴァイオリン協奏曲集「作品7」と「作品10」から、それぞれ“第4番”と“第5番”を収録。17世紀後半に製作されたアンドレア・グァルネリのヴァイオリンを用いてバーゼルのラ・チェトラ・バロック・オーケストラを弾き振り
(2021/12/08)
キャメロン・カーペンター/バッハ:ゴルトベルク変奏曲&ハンソン:交響曲第2番(オルガン版)
アメリカの鬼才オルガニスト、キャメロン・カーペンターがDecca Goldデビュー!J.S.バッハの“ゴルトベルク変奏曲”、そして自身の編曲によるアメリカの作曲家ハワード・ハンソンの“交響曲第2番「ロマンティック」”を収録。どちらも自身が設計したアメリカのデジタル・コンサート・オルガンで演奏しています
(2021/12/08)
Capriccioレーベル創設40周年企画第1弾!『Capriccioレーベル 40周年記念名演集』(2枚組)
創設40周年を迎えたドイツのCapriccioレーベル。40周年企画第1弾として、2枚組の名演集が登場!この2枚組にはケーゲル、ヴェーグ、マリナー、アルブレヒトなど、Capriccioの過去の録音からレーベル・プロデューサーが選んだハイライトを収録。レーベルの歩みを一望できる内容となっています
(2021/12/07)
サンドリーヌ・ピオーによるヘンデル:オペラ・アリア集!『ヘンデル - 魅惑の女性たち』~ソプラノのためのアリア傑作選~
サンドリーヌ・ピオーの新録音は、実に10年以上ぶりとなるヘンデルのオペラ・アリア集。今回は“わが運命に泣く”や“泣かせてください”といった名曲から、「魅惑の女性たち」と銘打ち、ヘンデル作品にしばしば登場する、妖術を操るなど個性的な女性役を中心とした、これまでのイメージを一新する力強い女性たちの歌を集めました
(2021/12/07)
ラ・フェスタ・ムジカーレによるナポリのバロック・レパートリー!『ナポリの物語』
北ドイツのバロック・アンサンブル「ラ・フェスタ・ムジカーレ」。第3弾となる今作はアレッサンドロ・スカルラッティ、フランチェスコ・マンチーニ、ニコラ・フィオレンツァなど、当時活躍した作曲家による官能的なアリアや技巧的な協奏曲など、バロック時代全盛期のナポリの色彩感豊かで情感たっぷりの華麗な作品をセレクト
(2021/12/07)
イアン・ボストリッジ&カペラ・ナポリターナ/愛の苦しみ~バロック・オペラ・アリア集
ボストリッジは、約10年ぶりのバロック作品のソロ・アルバムということで、歌詞の内容や、当時の歌唱法や表現法、楽譜の研究をおこなうにあたって、歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと長い時間をかけてリハーサルを行っています。フローリオ率いるピリオド楽器アンサンブル「カペラ・ナポリターナ」をバックに、新たなナポリ・バロック探求そして発展をたどったアルバムとなっています
(2021/12/03)
ジャン・ロンドー 演奏時間約108分のJ.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2枚組)
今回のエラート録音は、繰り返しを全て行っているとはいえ、演奏時間108分という、これまでの多くの録音の中でも最も長時間演奏となっています。楽器は2006年製のジャーマン・モデルで、「この楽器には、繊細さと壊れやすさだけでなく、動物的なものも感じ、順応性があり、形を与えることができます」と語っています。楽譜は1740年代に印刷されたもの(1974年発見、パリ国会図書館所蔵)。バッハ自身が行ったマーキングや修正が含まれています
(2021/12/03)
アリアンナ・ヴェンディッテッリによる『ヴィヴァルディ:ソプラノのためのカンタータ集 vol.1』~ヴィヴァルディ・エディション第68弾
ヴィヴァルディ・エディション第68弾は、ソプラノのためのカンタータ集(2巻予定)の第1弾。すべての主題は「愛」、世俗的カンタータです。ソプラノのアリアンナ・ヴェンディッテッリの圧倒的な歌唱で、豊かな表情に満ちた声の妙技を聴かせてくれます
(2021/12/03)
ラ・レヴーズによるルイ・ド・ケ・デルヴロワ作品集『マラン・マレの残り香~ヴィオールのための作品ほか』
マラン・マレの最も優秀な弟子のひとりルイ・ド・ケ・デルヴロワ(ca.1677-1759)。バス・ヴィオールが次第に世から消える時期に生きながら、ヴィオールのための優れた作品を残しました。ここでも、ヴィオールのほかにもパルデッスュ(音域の高い)・ヴィオールやフルートなども活躍する魅力的な作品がセレクトされています
(2021/12/03)
没後500周年記念『ジョスカン・デ・プレ:ルネッサンスの巨匠』(3枚組) ヘレヴェッヘ、ヒリヤー、ヴィスほか
2021年はジョスカン・デ・プレが亡くなってちょうど500年にあたります。ハルモニアムンディの数々の録音から、デ・プレの最も特徴的かつ刺激的な世俗作品から宗教作品までの選りすぐりを、3枚組でお届けします。ブックレットでは、デ・プレの生涯が、美しいカラー図版多数とともに紹介されております(日本語はついていません)
(2021/12/02)
F.P.ツィンマーマン/バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番、パルティータ第2番&3番(SACDハイブリッド)
無伴奏ヴァイオリン曲は演奏会では取り上げるものの、録音に関しては実に慎重な姿勢をとってきました。そのツィンマーマンが50代半ばとなった2020年と2021年についに録音!ディスクとして初披露となります。圧倒的なテクニックと優美で香り高い音色を奏でますが、このバッハでもその魅力が最大限現れており、完璧なアーティキュレーションと歌心に溢れる演奏は当代最高峰といえましょう。使用楽器は1711年製ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」
(2021/12/02)
ジャン=フランソワ・マドゥフ&ロゼッティ・プレーヤーズ~『ビーバーとヴェイヴァノフスキー~クロムニェジーシュ宮殿のトランペット音楽』
パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキーはチェコ生まれのトランペット奏者。イエズス会系神学校でビーバーと出会い、のちにクロムニェジーシュ宮殿の楽団に在籍し、ビーバーの指揮のもとでも演奏しました。ビーバーはこの奏者と出会ったことでトランペット作品を生み出します。自身が得意とするヴァイオリンに拮抗する存在感を放つ音楽からはヴェイヴァノフスキーが相当な名手であったことがうかがえます。当時と同じナチュラル・トランペットを吹きこなすマドゥフによる演奏。(キングインターナショナル)
(2021/12/02)
世界初録音!ガッディ&イ・マドリガリスティ・エステンシ~ヴィターリ:エステの聖コンタルドのための夕べの祈り(2枚組)
17世紀イタリアの音楽家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692)。今回ピリオド・アンサンブル「イ・マドリガリスティ・エステンシ」が、1677年に作曲した大作“エステの聖コンタルドのための夕べの祈り”の全曲を世界初録音!17世紀のエステ宮廷で演奏されたと伝わる作品を、グレゴリオ聖歌を含む「完全版」で録音、当時の演奏のスタイルの忠実な再現を試みています
(2021/12/02)



















