協奏曲・室内楽・器楽
相曽賢一朗によるジョージアのヴァイオリン小品集『追憶 MEMORY』
東方と西洋の中間に位置する、黒海に面した小さな国ジョージア(旧グルジア)からの小品集。この土地で古くから培われた独特な伝統音楽様式は、ジョージアの作曲家によって受け継がれています。このCDに収録されたヴァイオリンとピアノによる美しいメロディーは、私たち日本人の心にも響くことでしょう。(オクタヴィア・レコード)
(2022/08/10)
英Biddulphの新シリーズ「アウアー・レガシー」第1弾~エフレム・ジンバリスト/ヴァイオリン名演集
歴史的な弦楽器奏者の録音復刻に特化したBiddulphレーベルが、新シリーズをスタート。名教師として知られるアウアー(1845-1930)の教え子たちの録音の復刻です。第1弾に選ばれたのはジンバリスト(1889-1985)。小品12曲とソナタ2曲を収めたこのアルバムは、彼の魅力を伝えてくれます。1922年以後、何度か来日し、カーティスでは江藤俊哉を熱心に指導したジンバリストだけに、日本にゆかりのある曲が2曲収録されているのは嬉しいところです。
(2022/08/10)
英APRがギーゼキングのSP時代(1931~49年)のドビュッシー録音を復刻! (2枚組)
フランス、リヨン出身のドイツ人ピアニスト、ヴァルター・ギーゼキング(1895-1956)。バッハやベートーヴェンといった古典からシェーンベルクなどの20世紀の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを誇ったピアニストですが、特にドビュッシーの最高の解釈者として今なお評価されています。良質な復刻でピアノ・ファンから信頼を寄せられている「APR」から登場する今回の2枚組のセットは、1931年から1949年までに録音されたコロムビア録音です
(2022/08/10)
「チネケ!オーケストラ」がデッカと新レーベルを設立!第1弾はサミュエル・コールリッジ=テイラー作品集(2枚組)
ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラで、2017年にBBCプロムス・デビューを果たした「チネケ!オーケストラ」がデッカ・レコードとのパートナーシップを組み、新レーベル「チネケ!レコード」を設立。第1弾のリリースは、イギリスの作曲家、指揮者、政治活動家であるサミュエル・コールリッジ=テイラーの作品集
(2022/08/10)
イヤード・スギャエル、リットン&BBCウェールズ響によるハチャトゥリヤン:ピアノ協奏曲、コンチェルト・ラプソディ、ほか(SACDハイブリッド)
1993年ヨルダン出身のピアニスト、イヤード・スギャエルはこれまでハチャトゥリヤンのピアノ・ソナタと「子供のアルバム第1集」を中心としたソロ・アルバム(BISSA-2436) をリリースし高い評価を受けました。今回は2篇の協奏作品をアンドルー・リットン指揮BBCウェールズ交響楽団と共演。カップリングには「仮面舞踏会」組曲のドルハニアン編によるピアノ独奏版を収録
(2022/08/10)
注目のヴァイオリニスト 柳田茄那子デビュー『スオノ・エテルノ』~銘器ストラディヴァリウス サマズィユを弾く
ロンドンの英国王立音楽院と同大学院で学び、すでに数々の協奏曲やリサイタルで客席を魅了してきた柳田茄那子さんが、名ピアニスト居福健太郎さんとともに、さらなる高みに羽ばたく。20世紀を代表するヴァイオリニスト、ハンガリー出身のジョルジュ・パウクのもとで磨きをかけた基礎的なメカニック、音楽的なテクニックが花開いたと評すべきか。日本音楽財団貸与の銘器ストラディヴァリウス サマズィユの音色も、シューベルトと時空を超えた小品を組み合わせた選曲も素敵だ。(奥田佳道)
(2022/08/08)
Sakuraphonから世界初復刻!『レオ・シロタ: ピアノ・リサイタル Vol.1 (1952~1962年放送録音集) 』
ウクライナ出身のユダヤ系ピアニストで1929年から15年間、日本に滞在して多くのピアニストを育成したことでも知られるレオ・シロタ(1885~1965)。彼のアーカイブを正式に引き継いだSakuraphonからのリリース第1弾。ここではバッハからラフマニノフまで幅広いレパートリーをラジオ放送録音音源から選曲されています。20ページのブックレットには、ピアニスト・音楽学者のJames Irsay氏によるライナーノートとご遺族から提供された貴重な写真が多数掲載されます
(2022/08/05)
ワーナーの新旧音源で主要作品を聴き較べ!『セザール・フランク・エディション』(16枚組)
2022年12月10日、フランク(1822-1890)は生誕200周年を迎えます。このBOXにはフランクの主要作品がステレオ~デジタルで11枚、SP~モノーラルの歴史的音源で5枚入っています。例えば交響曲ニ短調がジュリーニ指揮フィルハーモニアとゴーベール指揮パリ音楽院管、ヴァイオリン・ソナタがカピュソン&ブニアティシュヴィリとハイフェッツ&ルービンシュタイン。そして後者にはランパルによるフルート編曲版も入っており、フランクの名作を多角的に味わうことができます
(2022/08/05)
クイケン&ラ・プティット・バンドがマリオ・セラッチャを迎えて録音!J.S. バッハ:チェンバロ協奏曲集第1集
2022年に結成50周年を迎えたラ・プティット・バンドが、ついにチェンバロ協奏曲の録音をスタート!メインでソロを弾くマリオ・セラッチャはこれまでもラ・プティット・バンドの奏者としてチェンバロを弾いてきました。全3巻からなる予定で、1台と2台用のチェンバロ協奏曲に、ヴァイオリン協奏曲2曲とヴァイオリンの二重協奏曲を組み合わせて構成されていきます
(2022/08/05)
ダニエル・ミュラー=ショットの新録音!『グリーグ・フォー・チェロ』
2019年にドイツの権威ある音楽賞「Opus Klassik オーパス・クラシック」を受賞、ますます注目が高まるドイツのチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットの新録音は、グリーグのチェロ・ソナタを含む作品集です。チェロ・ソナタと、ミュラー=ショットが編曲した“ヴァイオリン・ソナタ第3番”と、5つの歌曲を収録
(2022/08/05)
輸入盤も登場!デイヴィッド・ギャレットの新録音はオーケストラ伴奏のクラシック名曲集!『アイコニック』
今作ではバッハ、ドヴォルザーク、グルック、クライスラー、メンデルスゾーン、シューマンなどの名曲を、ギャレットとギターと指揮を務めたヴァン・デル・ハイデンによる新しい編曲で収録。美しいオーケストラ伴奏によるヴァイオリン・ソロのほか、ボチェッリ、パールマン、ティル・ブレナー、そしてフルート奏者のCocomiなど豪華アーティストとのコラボレーションも注目です!
(2022/08/05)
入手困難となっていたMARCO POLOレーベルのダニュビウス・クァルテットによるヴィラ=ロボス:弦楽四重奏全集がBOX化!(6枚組)
長らく入手困難となっていたMARCO POLOレーベルのヴィラ=ロボス:弦楽四重奏全集がBOX化!ハンガリーの弦楽四重奏団「ダニュビウス・クァルテット」による演奏で、1990年から1992年にかけて録音されました。国内仕様盤には指揮者で日本ヴィラ=ロボス協会会長の木許裕介氏による日本語解説が付属します
(2022/08/04)
シュタイアー、ショーヴァン&ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ/モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番&交響曲第40番
ALPHAでSimply Mozartシリーズを開始したフランス最前線の古楽器オーケストラ、ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。「ジュピター」などを収録し世界中で高い評価を博した第1弾(ALPHA776/NYCX-10256)に続き、第2作は同じ後期交響曲群の第40番と、パリに自筆譜が残っている2作(《ドン・ジョヴァンニ》序曲、ピアノ協奏曲第23番)という重要作揃いのプログラムです。協奏曲のソリストはフォルテピアノの大御所アンドレアス・シュタイアー!
(2022/08/03)
ベザイデンホウト&フライブルク・バロック・オーケストラによるモーツァルト協奏曲集第3弾!今回はピアノ協奏曲第9番“ジュノーム”&第18番
クリスティアン・ベザイデンホウトとフライブルク・バロック・オーケストラによるモーツァルトの協奏曲集シリーズ、待望の第3弾が登場!今回は、第9番“ジュノーム”と第18番という組み合わせで、女性に捧げられた2作、という点で共通しています
(2022/08/02)
DG、デッカの名盤を厳選した究極のカタログシリーズ『クラシック百貨店』から「クロニクル(年代記)」シリーズがリリース!(100タイトル)
グレゴリオ聖歌からマックス・リヒターまで、これだけは聴いておきたい王道のクラシック名曲を「ルネサンス」「バロック」「古典派」「ロマン派」「近現代」と音楽史に沿って分類、それぞれの時代の名曲名盤を、ドイツ・グラモフォン、デッカの名盤から100タイトルをセレクト!4回に分けてリリースされます
(2022/08/02)
Naxos~2022年9月第1回発売新譜情報(6タイトル)
今回はナクソスがブラジル外務省との提携で進めているブラジル音楽のシリーズから、小管弦楽のためのブラジル音楽集に、ブラジルの初代皇帝ペドロ1世の作品集という2タイトルがリリース!さらに、アンリ・トマジのヴァイオリン作品集、ファレッタ&ヴァージニア・アーツ・フェスティバル・チェンバー・プレイヤーズによるウォルトン:ファサード全曲など、世界初録音を含むCD6タイトルがリリースされます
(2022/08/01)
孤高のピアニストが奏でる愛と死の歌~イゴール・レヴィット『トリスタン』CDとLPで発売!
ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」前奏曲(ここではコチシュ編のピアノ版で演奏)の冒頭で聴かれる精妙な和音進行は、20世紀音楽への道を用意したと言われます。そしてこの曲に影響を受けてヘンツェが作ったのがピアノと電子音楽テープと管弦楽のための「トリスタン」(ウェルザー=メスト指揮ゲヴァントハウス管との共演)。この2曲を中心に、マーラーの交響曲第10番のアダージョ(ピアノ編曲版)、リストの「愛の夢」と「夕べの調べ」をカップリングしています
(2022/07/29)
ボストン交響楽団室内アンサンブル/コンプリートRCAアルバム・コレクション1964-1968(10枚組)
「ボストン交響楽団室内アンサンブル」は1964年、室内楽に取り組むことでアンサンブルの精度が向上すると考えた音楽監督ラインスドルフのイニシアチヴのもと、コンサートマスターのジョゼフ・シルヴァースタイン(1932-2015)を中心にしてが結成されました。同年10月から録音を開始し、1970年代にDGに移るまでRCAはシンフォニーホールで定期的に録音を行ったのです。この10枚組のボックスは、これらすべての録音の全貌を初めてCD化するものです
(2022/07/29)
ハオチェン・チャン、シュトゥッツマン&フィラデルフィア管~ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(3枚組SACDハイブリッド)
2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少優勝(当時)したハオチェン・チャンが、2021年10月、ナタリー・シュトゥッツマン指揮、フィラデルフィア管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集(カデンツァ:ベートーヴェン) を録音!
(2022/07/29)
スティーヴン・オズボーンの新録音!名曲“月の光”含む『ドビュッシー:初期&後期ピアノ作品集』
スティーヴン・オズボーンの新録音はドビュッシー。今作は、最初のピアノ作品“ボヘミア風舞曲”から、最後の作品(2001年に発見された、1917年作曲の“燃える炭火に照らされた夕べ”)まで年代順に並べて俯瞰するプログラム!“ベルガマスク組曲”や、“2つのアラベスク”などの名曲も収録されています
(2022/07/29)